Shuhei Kase

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最近の教育事情について

店長の加瀬です。今回は最近よくワイドショーでも世間を騒がせている教育についての話しを自分なりに思う事を書きたいと思います。僕達美容師は技術職なんで、人の手から人の手に伝えなければなりません。つまり、極めて人間的なコミュニケーションのすり合わせが必要不可欠な仕事なのです。教える方は教え子に対して、自主的に積極的に取り組む事を望みますよね。結論から言ってそんな子は、10年に1人居るか居ないかです。今は指導者のスタイリストも、自分が若い時はどうでしたかスタイリストになるまで3年から4年近くかかるなか、モチベーションを保ち続けるのは簡単ではありません。ワイドショーでも報じられてる体罰やパワハラ的な事は、この部分で大半は行われているように思います。しかし、指導者側としも自分が学校の先生でもないのに、いちスタイリストとして見返りの無い若者に労力を使う事に淡白になる事も充分に理解できますよね。では、どのように対応すればいいのやら…ここで僕自身の話しを少しさせていただきますが、僕は小学校1年からサッカーを習ってきて、ガチガチの体育会系で殴られまくってました。おかげで殴られたり、丸一日走らせられたりしないかぎりは大体の事は乗り越えられるようになったと思います。一方、中学では褒めて育てる教育で最初は戸惑いましたが、サッカーが一生好きでいられきっかけになりました。つまり、教育のあり方は常にメリット、デメリットが表裏一体であるという事です。教育者が教え子の特徴を把握し、どのタイミングでどういうカードを切るか!これは常に駆け引きだと僕は思います。指導の一番の目的は自分の声を相手の心に響かせ体を突き動かす事です。優しく怒っても、心に響いてなければまったく意味がありません。そういう時は、声を荒げる場面もかならず訪れます。そこがまさに、駆け引きなのです!相手がすぐに心に響く時もあれば、一晩寝て響く事もあったり…このリアクションが人それぞれなんで、僕はそれを観察してるのが楽しいのですが…しかし、指導者に向き不向きがあるのも事実です。指導者みんなに楽しんで指導しようと言ったら、それはそれでパワハラになりかねません…でも、よく振り返って考えてみて下さい。人生で、何も教えられなく育った人はいません。親、先生、先輩、バイトの上司、友人…たくさんの人にたくさんの指導を受けて、今の自分があるのです。指導者との巡り合わせが人格を形成すると言っても過言ではありません。僕は、教え子に対してその子の人生の一部になれればと思って指導しています。自分の人生の中で、そのように思える人間はそんなに多くは居ません。が、しかし、我々美容師は多くの若者とかかわれて、自分にたくさんの事教えてくれた指導者に、その恩を返すのは次の世代の子達に返せばいいのだと。だから指導者は見返りではなく、与えてもらったものを返していく作業なのかなぁと思います。そのように考えたら、反抗的な子にもちょっとは前向きに指導できるのではないかと思います。以上